【2026年5月】ハワイ・オアフ島不動産マーケットレポート|戸建て好調・コンドに異変を宅建士が解説
アロハ!sasshi(サッシ)です!
ハワイ不動産の購入を本気で考えているあなたへ。ホノルル不動産協会から、2026年5月のオアフ島マーケットレポートが発表されました。今回のデータは、ひと言でいうと「戸建ては絶好調、コンドミニアムに異変」。数字の裏側で、市場の潮目が少しずつ変わり始めています。
英語のレポートや専門用語は読み解くのが大変ですよね。そこで今回も、宅建士の私が初心者の方にもわかりやすく、5月の最新状況と”その意味”を解説します。

1. 2026年5月 オアフ島不動産市場のサマリー
まずは、戸建てとコンドミニアムの最新データを比較表にまとめました。前年同月(2025年5月)との比較で見ていきます。
| 項目 | 戸建て市場 | コンドミニアム市場 |
|---|---|---|
| 販売価格の中央値 | 1,166,000ドル(前年比 -0.8%) ※約1億8,700万円 | 520,000ドル(前年比 +4.0%) ※約8,300万円 |
| 成約件数 | 255件(前年比 +8.5%) | 339件(前年比 -9.4%) |
| 売れるまでの日数(中央値) | 13日(前年の21日から短縮) | 43日(前年の39日から長期化) |
| 希望価格以上で成約した割合 | 35%(前年29%から増加) | 9%(前年11%から減少) |
| アクティブな在庫(前年比) | -10.8% | -6.6% |
※為替は1ドル=約160円で換算(執筆時点・概算)。在庫の絶対数や月数在庫は今回のレポートに明記がないため割愛しています。
2. 戸建て市場:依然として強い「売り手市場」
戸建て市場は、5月も力強い「売り手市場」が続いています。注目すべきは3つの数字です。
- 成約件数が前年比+8.5%(255件)と増加。買い手の動きは活発です。
- 売れるまでの日数がわずか13日(前年の21日から大幅短縮)。良い物件は一瞬で売れていきます。
- 在庫は前年比-10.8%と減少。供給が絞られています。
さらに、成約の35%(およそ3軒に1軒)が希望価格以上で売れています。これは、人気物件に複数の買い手が殺到し、価格競争が起きていることの証拠です。中央値こそ前年比-0.8%とわずかに下がっていますが、これは”値下がり”というより、その月に売れた物件の価格帯の構成によるもの。市場の勢いそのものはむしろ強まっています。
3. コンドミニアム市場:静かに進む「潮目の変化」
一方、コンドミニアム市場には注目すべき変化が表れています。「価格は上がっているのに、売れ行きは鈍っている」という、一見ちぐはぐな状態です。
- 中央値は52万ドルへ、前年比+4.0%と上昇。価格は堅調です。
- ところが成約件数は前年比-9.4%(339件)と減少。買い手がやや慎重になっています。
- 売れるまでの日数は43日(前年の39日から長期化)。じっくり選ばれる傾向に。
- 希望価格以上で売れたのはわずか9%。戸建ての35%とは対照的です。
在庫も前年比-6.6%と減っており、「買い手が選び放題」という状況ではありません。価格は上がりつつも売れ行きは鈍化——コンドを狙う人にとっては、”焦らず、しかし良い物件は見逃さない”という、見極めが大切なフェーズに入ったと言えそうです。

4. 数字の裏側を読む:中央値の「罠」に注意
ニュースで「中央値が上がった/下がった」と聞くと、市場全体が急変したように感じてしまいますよね。でも、月ごとの中央値は”その月にどんな価格帯の物件が多く売れたか”に左右されるため、単月の数字に一喜一憂するのは禁物です。
ホノルル不動産協会のAaron Tangonan会長も、5月の市場についてこうコメントしています。
「夏のシーズンに向けて、あらゆる価格帯の買い手から活発な動きが見られます」。在庫は前年より絞られているものの、買い手にとっての選択肢や情報は増えており、市場は”堅調”というのが現場の実感のようです。
5. で、結局「今は買い時」なのか?
5月のデータをまとめると——戸建ては競争が激しい売り手市場、コンドは価格上昇のなか売れ行きは落ち着き気味。どちらが良い・悪いではなく、”狙う物件タイプによって戦い方が変わる”局面です。
大切なのは、単月の数字ではなく「自分の予算・目的に合うか」「長期で見て納得できるか」。買い時の”考え方”については、別記事で詳しくまとめているので、あわせてどうぞ。


私個人的には、欲しい物件が具体的に存在し、それが買える状態であれば、その時が買い時と考えています。
もっと、円高になったら・・・
もっと価格が下がったら・・・
と様子を見ているうちに数年が経ち
あの時買っておけばよかった・・・
という体験を2回しています笑
6. よくある質問(FAQ)
Q1. 中央値が下がった戸建ては「買い時」ということ?

単純にそうとは言えません。中央値は-0.8%ですが、成約は+8.5%・13日で即売れ・35%が希望価格超えと、市場はむしろ過熱気味です。「安く買える」というより「競争が激しい」状況だと理解しておきましょう。
Q2. コンドは価格が上がっているのに、なぜ売れ行きが鈍いの?

金利や管理費・保険料の上昇など、購入後の維持コストへの慎重さが背景にあると考えられます。価格は堅調でも、買い手が”総額”でシビアに判断するようになっている、ということです。
Q3. このデータはどこの情報?

ホノルル不動産協会(Honolulu Board of REALTORS®)が公表する月次マーケットレポート(2026年5月分)に基づいています。オアフ島の公式な統計です。
7. 今日のハワイロス処方箋
市場データとにらめっこした後は、少しだけハワイの風に当たって深呼吸を。私がプロデュースしているハワイアンBGMチャンネル「Aloha Reverie」で、夢の島時間を先取りしてください🌺

8. あとがき
いかがでしたでしょうか。2026年5月は、戸建ての強さとコンドの変化が際立つ、興味深い月になりました。市場は生き物のように毎月表情を変えます。私自身も、こうした最新データを追いながら、ハワイ購入という目標に向けて学び続けています。一緒に”数字に強い買い手”を目指しましょう。
それでは今日はこの辺で。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

9. 免責事項
本記事は、ホノルル不動産協会が公表した2026年5月のマーケットレポートおよび執筆時点の調査に基づく情報提供を目的としたものです。ハワイの不動産市場・相場は常に変動し、為替換算額も概算です。実際の不動産購入や投資のご判断は、必ずご自身の責任において、現地の不動産エージェント・税理士・弁護士等の専門家にご相談のうえ行ってください。本記事の情報を利用したことによるいかなる損害についても、当ブログは責任を負いかねます。詳細はこちら
