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【ハワイ・トイレ事情 第2回】旅行者必見のリスク管理!崩壊する公衆トイレと鉄道スカイラインの罠

sasshi
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アロハ!sasshi(サッシ)です!

前回の第1回では、ワイキキの高級ホテルや最新の不動産市場において、ウォシュレットが「ラグジュアリーとウェルネスの象徴」として標準化している華やかな現実をお伝えしました。ハワイのトイレ環境は素晴らしいと感じていただけたかもしれません。

前回の第1回はこちら👇👇👇

前回の第1回はこちら
【ハワイ・トイレ事情 第1回】旅行の快適度を左右する!最新ホテルとウォシュレット徹底調査
【ハワイ・トイレ事情 第1回】旅行の快適度を左右する!最新ホテルとウォシュレット徹底調査

しかし、その快適なプライベート空間を一歩外に出ると、状況は劇的に変わります。

本日は、全3回にわたる連載の第2回として、ハワイが現在直面している社会問題と深く結びついた「パブリックな衛生インフラの危機」についてお話しします。

次回のハワイ旅行で予期せぬトラブルに巻き込まれないためにも、あなたにぜひ知っておいていただきたいリアルなハワイの裏側です。

公衆トイレの危機と「排除の設計」

ハワイの美しいビーチパークや街頭にある公衆トイレを利用しようとして、衝撃を受けた経験はないでしょうか。

私が独自に調査を進める中で浮き彫りになったのは、オアフ島全域における公衆トイレの極めて厳しい実態です。個室のドアが意図的に外されていたり、特定の時間帯になると頑丈なゲートで施錠されてしまったりと、日本では考えられない光景が広がっています。

なぜ、このような事態になっているのでしょうか。 その根本的な原因は、ハワイが抱える深刻なホームレス問題と、それに伴う治安維持・防犯対策にあります。

公共のトイレが生活拠点として長期間占拠されたり、違法薬物の使用場所として利用されたりすることを防ぐため、自治体はあえてプライバシーをなくしたり、利用を制限したりする「排除の設計(Hostile architecture)」を導入せざるを得ない状況に追い込まれているのです。

ある旅行者は、夜間に車で移動中、限界を迎えて公衆トイレに駆け込んだものの固く施錠されており、やむを得ず建物の陰で用を足したところ、巡回中の警察官から厳しく叱責されたという体験を語っています。人間の生理現象と、防犯のために機能不全に陥ったインフラが衝突する、非常に切実な問題です。

現地でこのような場面に遭遇したら、かなり衝撃でしょうね。

飲食店も「トイレの貸し出し」には消極的

「公園がダメなら、お店で借りればいいのでは?」と思うかもしれません。アメリカ本土では顧客にトイレを開放する飲食店も多いのですが、ワイキキ周辺では事情が異なります。

ホームレスの侵入防止や衛生管理上の理由から、多くのレストランや小売店では「従業員専用(Employee Only)」としてトイレを完全に施錠しているケース少なくないです。

また、運良くトイレがあるお店を見つけても、商品を購入した顧客に対してのみレシートに記載された暗証番号(パスコード)を教えたり、店員から専用の鍵を借りて開けるシステムになっていたりと、日本のように「ちょっとお手洗いだけ貸してください」が通用しない環境になっています。

つまりハワイでは、「安全で清潔なトイレ」は公共のサービスではなく、パスポートやルームキーを持つホテルの宿泊客や、大型ショッピングセンターの顧客だけが享受できる「特権的な空間」になりつつあります。

トイレのカギをお店のスタッフから借りる方式は、郊外のロードサイドのお店では少なくないですねよ。

総工費1.5兆円の最新鉄道に「トイレがない」驚愕の理由

公共インフラの機能不全を最も象徴しているのが、2023年6月に開業したホノルル初の自動運転高架鉄道システム「スカイライン(Skyline)」です。

約100億ドル(約1.5兆円)という巨額の予算が投じられ、将来はダウンタウンまで繋がる米国で最も先進的な交通システムと謳われています。しかし、この最先端の鉄道には、信じられないことに「一般乗客向けの公衆トイレが全駅に一切設置されていない」という異常なインフラ設計が採用されています。

ホノルル市交通局がトイレを排除した理由も、やはり「建設・維持管理コストの削減」と「ホームレスの滞留防止、および防犯上の理由」でした。

しかし、この方針は現在、現地で大きな波紋を呼んでいます。

  1. ADA(障害のあるアメリカ人法)違反のリスク 当初は「従業員用だから」と対象外を主張していましたが、乗客からの強い要望があれば従業員用を貸し出す運用をしている以上、ADAの厳格なバリアフリー基準を満たす義務があると指摘され、集団訴訟の可能性すら議論されています。
  2. 利用低迷への直接的影響 スカイラインの運行稼働率は非常に高いにもかかわらず、乗客数は事前の予測を大きく下回っています。監査報告書によれば、「駅のトイレ設備の圧倒的な不足」が、利用者が鉄道を敬遠する主要な不満要因の一つとして明確に挙げられています。

巨額の税金を投じた最新インフラにおいて、人間の最も基本的な生理的欲求を無視した設計が行われたことは、ハワイにおいて「安全なトイレの提供」がいかに困難な課題となっているかを物語っています。

ホノルルの鉄道(skyline)に乗客用のトイレが設置されていないとは知りませんでした。びっくりしました。駅のトイレをあてにすると焦ることになりますね。

今日のsasshi’s recommendation

今回お伝えした通り、ハワイで街歩きやドライブをする際は「行きたい時にトイレが見つかる」という日本の常識は通用しません。ホテルを出発する前や、アラモアナセンターなどの大型商業施設にいる間に、必ずトイレを済ませておくことを強くおすすめします。

そして、設備が古いトイレや便座が冷たい環境に直面した時のために、前回(第1回)でもご紹介した「携帯用ウォシュレット」が、あなたの心強いお守りになります。 どんな環境でも自分の衛生基準を保てる「究極の自衛策」として、次回のハワイ旅行のパッキングリストにぜひ加えてみてくださいね。

前回とは少し違って、世界中を旅したプロが監修しています。

あとがき

いかがでしたでしょうか。 今回は、ハワイの公衆衛生インフラが抱える深刻な影の部分、公衆トイレの危機と鉄道スカイラインの驚くべき実態についてお伝えしました。華やかなリゾートの裏側にある社会事情を知ることで、あなたのハワイでのリスク管理や行動計画に役立てていただければ幸いです。

なお、今回の記事は私自身が独自にリサーチし、現状の社会問題と照らし合わせてまとめたものです。もし現地にお住まいの方や最近渡航された方で、「私の時はこうだったよ」「この駅のルールは少し変わったみたいだよ」といった情報がございましたら、ぜひコメント欄でやさしく教えていただけると非常に嬉しいです。

次回、連載の最終回となる第3回では、宅建士の視点から「不動産投資の隠れたキーワードとしてのウォシュレット」に迫ります。古いコンドミニアムへの導入を阻む法的な壁など、マニアックで面白い内容になりますので、どうぞご期待ください。

それでは今日はこの辺で。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

追記:次回第3回最終回はこちら👇👇👇

次回第3回最終回はこちら
【ハワイ・トイレ事情 第3回】宅建士が明かす!ハワイ不動産の資産価値を決めるウォシュレットの秘密
【ハワイ・トイレ事情 第3回】宅建士が明かす!ハワイ不動産の資産価値を決めるウォシュレットの秘密

免責事項

本記事に掲載している施設や設備に関する情報は、執筆時点(独自調査時)のデータに基づいています。公共施設の運用ルール、鉄道駅の設備状況、または商業施設の運営方針の変更により、現在の状況と異なる場合があります。ご旅行の際は、最新の現地情報をご確認くださいますようお願いいたします。本記事の情報を利用したことによるいかなるトラブルや損害についても、当サイトは一切の責任を負いかねます。詳細はこちら

ABOUT ME
sasshi
sasshi
企業経営者 宅建士 投資歴25年
【目標】
2029年にハワイのコンドミニアムを一括購入する。
ハワイを愛するあまり、本気で二拠点生活(デュアルライフ)を目指し始めました。 「移住」ではなく、日本の利便性とハワイの癒やしを両立する「いいとこ取り」スタイルが理想。特に花粉症の時期(2-4月)はハワイへ逃亡計画中。
【手段】
不動産知識: 宅建士・賃貸不動産経営管理士の資格を活かし、投資家目線で「バケーションレンタル」物件を分析。
株式投資: 日本株運用で、購入資金を着々と形成中。
このブログでは、投資成績やハワイ不動産の分析をリアルタイムで公開しています。
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